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NO.72  2分配器の作り方  (広帯域受信専用　500KHz〜1300MHz 対応 50Ω )

受信用 500KHz〜1300MHz対応　50Ωアンテナ2分配器を作ります
アンテナ１本に、受信機2台が接続出来ます。又は、受信機1台にアンテナ2本をつなげます。
市販の入手可能なフェライトビーズFB801-43を使用して、500KHz〜1300MHz対応の受信専用2分配器を製作します
フェライトビーズと巻き方を工夫して、周波数特性の改善をしました
動作テストでは、200KHz〜1500MHz以上まで、受信可能でした

受信用　500KHz〜1300MHz対応  2分配器の作り方

�@構成図のように、プリント生基板 約 30mm×60mmに 約 3mm×35mmの小プリント生基板 を貼り付けて部品を直付けして作ります 　約 3mm×35mmの小プリント生基板は、ヤスリやカッターなどで銅箔を5分割カットしておきます 　（または、3mm×7mmのランドを5個用意します）瞬間接着剤や両面テープで貼り付けます �Aトランス T1×1個、T2×2個、をフェライトビーズに巻いて作ります �B基板に、トランス（フェライトビーズ巻き）、抵抗を半田付けします 　　配線は、短く半田付けします �C細同軸 約3ｃｍほどで、BNC-BRコネクターに配線半田付けします --------------------------------------------------------------------------------------------- 　T1：  トランスの巻き方　 　　1：4（50Ω：200Ω）インピーダンス変換トランスを作ります フェライトビーズ FB801-43を２個 並べ重ねて使用します 0.26mmUEW 線(約10cm）２本を合わせてバイファイラ1回巻きします  （コア内通過数） 下図のように２本線の巻き始めと、巻き終わりを結線します           　T 2： トランスの巻き方　 　2：1（100Ω：50Ω）インピーダンス変換トランスを作ります フェライトビーズ FB801-43を２個 並べ重ねて使用します 0.26mmUEW 線(約20cm）で、3回巻いてタップを取ります、 さらに1回巻き、合計4回巻きします  （コア内通過数） 同じものを　2個作ります

金属ケースに組み込んだ　試作例 2分配器の特性   周波数 分配損失 dB 端子間結合損失 dB 200KHz  -4.9 -5 500KHz -3.5 -8 1MHz -3.3 -9.6 5MHz -3.2 -18 10MHz -3.2 -20 50MHz -3.2 -24 100MHz -3.3 -22 500MHz -3.6 -15 1GHz -3.8 -15 1.3GHz -4.3 -13 1.5GHz -6.4 -13

2009/04/11

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2分配器　部品セットは、\2,860円で大進無線で取り扱います
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