↑スポンサーリンク

DDD 3D無線クラブ 目次へ     無線あそびのススメ
3D無線クラブ 3D RADIO CLUB
 
57、10dB 広帯域受信アンプの作り方 

少しゲインがほしいときに役立つ 10dB 広帯域受信プリアンプを作ります
56 BCL 対応、ループアンテナ用アンプにも、感度UP効果が見込めます
ミニサーキット社の 高周波広帯域アンプIC 、 Gali 21 を使用します
金属ケースに収めた今回の試作品では、100KHz〜1GHz以上まで使えそうです


  10dB 広帯域受信プリアンプの作り方  


プリント生基板にチップ型の高周波広帯域アンプIC を裏返しで、両面テープや瞬間接着剤で接着し、チップ型ICの端子の基板とのすきまに5mm角ほどの(薄い1.0mm以下の)プリント基板の小間を、両面テープや瞬間接着剤で張り合わせてランドを作ります
アース、GNDは基板に直に半田付けします
高周波特性が良くなるよう、配線、結線は出来るだけ短く、部品はプリント基板に近づけて配置します



おもな部品

IC  Gali 21 ---1
IC  78L05 ---1
Di  1S2076A  ---2
Di  10E1 ---1
L  470µH  ---1
FB  FB-101-43  ---1
C  1µF/35V タンタル---2
C  0.1µF/50V(104) 積セラ---4
C  0.01µF/50V(103) セラコン---2
R   10Ω 1/8W ---1
R   18Ω 1/8W ---1
R   300Ω 1/8W ---2

プリント生基板、同軸ケーブル、
コネクター、金属ケース、ほか

.
IC Gali 21取付例

金属ケースに収めた製作例

 

アンプ、アンテナ直下設置の場合の, 電源同軸重畳方法

この受信アンプを、BCL 中波帯対応受信用 マグネチック・ループアンテナなどのアンテナ直下に設置挿入する時は、電源を、同軸ケーブルに重畳して供給することが出来ます

@、受信アンプ部に、構成図、回路図にありますように、220µHを追加します

A、右記電源供給回路を製作して接続します

 

Gali 21の資料 

Mini-Circuits On-Line
にあります⇒ https://www.minicircuits.com/pdfs/GALI-21+.pdf

ミニサーキットヨコハマ⇒ http://www.mcl-yokohama.co.jp/


2006/05/22


DDD 3D無線クラブ 目次へ戻る

Copyright(c) 2006 3D RADIO CLUB All rights reserved