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NO.61 ノイズ発生器 (NOISE GENERATOR)の作り方
アンテナや、フィルターまた、受信機の測定、調整などにも使える、便利な、広帯域ノイズ発生器、NOISE
GENERATOR を作ります
トランジスターのE-Bを利用したランダムノイズ発生器です 増幅回路付なので、周波数帯のレベル差はありますが、低周波から150MHz帯ほどまで利用できるようです また、受信機の測定、調整時に、必要な、出力レベルを極少レベルまで可変できるように工夫しました 出力レベル最大では、50MHz以下では手持ちの受信機のSメーターが+30dBほどになります 最小レベルでは、聞こえないところまで絞れます
試作器の 概略 出力レベル(最大) |
周波数 |
1MHz |
5MHz |
10MHz |
15MHz |
20MHz |
25MHz |
30MHz |
50MHz |
100MHz |
140MHz |
145MHz |
150MHz |
430MHz |
dBm |
-25 |
-29 |
-32 |
-34 |
-36 |
-38 |
-40 |
-43 |
-48 |
-54 |
-55 |
-56 |
-75 |
今後、このノイズ発生器を使った測定アダプターも作りたいと思います
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ノイズ発生器 (NOISE GENERATOR)の作り方 *** |
手持ちの部品を使って作りました、 トランジスター2SC1815のE-B間を利用したランダムノイズ発生器です 増幅部に、トランジスター 2SC2498を3個使用します、トランジスター 2SC2498は構成図のとおり、足の配列が、B、E、C、です、一般的な配列とは異なりますので注意します
部品数が少ないので、構成図のように、プリント基板で約4mm角にカットしものを、生基板に瞬間接着や両面テープで貼り付けて小間ランドを作ります、また、各部品のGNDは直接プリント生基板に半田付けして、固定し、配線します
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ノイズ発生器 (NOISE GENERATOR)の製作例
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アルミダイキャストケースに組み込んだ製作例内部の様子

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アルミダイキャストケースでの製作例

電池006P(9V)でもOK
(出力少し減少します)
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部 品 表 |
TR
2SC2498 --- 3
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LED
2φGR --- 1
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抵抗
100Ω1/4W --- 1
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細同軸50Ω
--- 10cm
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TR 2SC1815 ---
1
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VR 10KΩ B ---
1
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抵抗
1/8W 51Ω --- 1 68Ω --- 1 100Ω--- 2 1KΩ--- 5 33KΩ--- 3
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細2Cシールド線
---10cm
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Di
RD-9.1E --- 1
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VRツマミ
20φ --- 1
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赤黒平行線
--- 1m
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Di
10E1 --- 1
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小型トグルSW
--- 1
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2.1φDCジャック
--- 1
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チョークコイル
1mH --- 1
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BNC-BR --- 1
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2.1φDCプラグ
--- 1
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MF
050X (マルチヒューズ) --- 1
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006P端子
--- 1
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電解コンデンサ
100μF/25V --- 1
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電解コンデンサ
47μF/16V --- 1
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プリント基板 約70×35mm
--- 1
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セラミックコンデンサ
0.01μF (103)--- 4
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プリント基板(小間ランド) 約4×4mm
--- 19
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積層セラミックコンデンサ 0.1μF(104)--- 9
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アルミダイキャストケースTD-5-8-3N
--1 (穴あけ加工なし) |
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2007/07/03
2008/05/11 部品表追加
2017/03/11 税抜価格訂正
部品表の
ノイズ発生器 (NOISE GENERATOR)部品セットは完売しました2023/08/18完売
、\4,300円(税抜)で大進無線で取り扱います
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