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NO.68  50MHz用 コモンモード・ チョーク、 KIT-DCF-RFH-5D の作り方

50MHz帯対応の無線機用ハイパワー1KW PEP のコモンモード・チョークを作ります
大型61φコアに、同軸 5D-2Vを巻いて作ります 
同軸をゆったり巻くと、高域特性が改善できるようなので、スペーサーをコアの外周に巻きつけた上から、同軸を 巻き込みます

簡単な構造ですが、特に アマチュア無線21〜50MHz帯 HFハイバンドの コモンモードインピーダンスが 3KΩ以上と、特性が良く 、かなりな効果が期待できます

無線機の出力端子や、防水処置をして、アンテナ給電点や、同軸中間点などに挿入してコモン電流を抑制するものです


コモンモード・チョーク、KIT-DCF-RFH-5D の作り方

@大型の直径61mm内径36mm厚さ20mmのフェライトコアの外周に、今回は、配線用約10φのスリットチューブを巻きつけスペーサーにしました
   コアの外周にスペースがあると高域特性が改善されるようです

A5D-2V同軸ケーブル 1mをコアの巻き方の通り7回巻(コア内通過数)します、

B巻き込んだ同軸は、ほどけないように結束バンドで両端をとめておきます

C同軸の両端に、MPプラグを、ハンダ付けして完了です

D使用接続状況により MA-JJで中継接続します 

完 成 構 成 図

入出力の方向性はありません 
金属物から数cm以上離して設置してください
入出力も、直線上になるように離して設置して下さい

DCF-RFH-5D
周波数:14〜90MHZ
インピーダンス:50Ω 
入出力端子:M-P型  
                + MA-JJ 付属
耐入力: 1KW PEP

サイズ:約 100φ× 40 mm 
        同軸入出力部を除く

 

DCF-RFH-5D  コモンモード・チョーク 特性   50Ω系

周波数 MHZ 1.9 3.5 7 14 21 28 50 60 90
減衰量 -dB 18.1 22.2 25.6 28.8 30.4 31.5 32.2 31.4 30.2
インピーダンス kΩ 0.8 1.3 1.9 2.8 3.3 3.7 4.1 3.7 3.3
許容通過電力 連続 W 2930 2340 1170 730 580 490 420 - -
      アマチュア無線の間欠運用での通過電力は、CWで2倍、SSBでは3倍で使用可能と思われます、


コモン・モード・チョークは、3点以上の多点に入れると多バンド広帯域の特性がより良好です


完 成 例

 部 品 表
 フェライトコア E04RC613620---1個
 同軸 5D-2V---1m
 M型プラグ MP-5(Ni)---2個
 M型中継ジャック MA-JJ ---1個
 結束バンド---2本
 スペーサー(スリットチューブ)---約25cm
コモンモード・チョークについては、下記に詳細解説があります、おすすめします

参考文献: 改定新版 定本トロイダル・コア活用百科  山村英穂著 CQ出版社
コアの巻き方

  1、 フェライトコアにスペーサーを
 巻きつけます

        

  

 2、 5D-2V同軸 1mを下記のように
  約 5cm残して半分に折り返します 
 

 3、 5D-2V同軸を、
       約半分の長さでコアに通します

    

 4、 同軸の短いほうから、
     コアに 巻き込みます
     3
回巻(コア内通過数)
   

 5、同軸半折のもう片側を
  下記のように反対側に引張ります
  

 6、もう片側も反対側から同じように
   巻き込みます3回巻き
    (コア内通過数) 合計7回巻き
     
 7、 同軸の両端は、コアに結束バンドなどで留めておきます
 

KIT-DCF-RFH-5D 部品表の部品セットは、\4,515円で大進無線で取り扱います

フェライトコア  E04RC613620も、大進無線で取り扱います こちらから

2008/08/05

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