№86、小電力 50Ω 6W 高特性ダミーロード DC~1.5GHz 6W MAX DL6Wの作り方 

HFから1.5GHz帯で使用できる小電力広帯域 DUMMYLOAD、50Ω 終端器 (簡易な基準器 )を作ります
1W 100Ωの角形チップ抵抗器13個を合成して終端抵抗器とします、 さらに電力測定回路を追加すれば、1mW~6Wの電力計になります
1W 100Ωの角形チップ抵抗器を4個を重ねて(並列)25Ωの合成抵抗を2組、3個を並列で33.33Ωの合成抵抗にして約10dBのT型ATTを構成して、その後に1W 100Ωの角形チップ抵抗器を2個で50Ω終端抵抗にします
~1.4GHzでVSWR 1.1 以内になりました、良好です

  
小電力 50Ω 6W 高特性ダミーロード DC~1.5GHz 6W MAX DL6W 





VSWR 特性
周波数
MHz
~1GHz

1.4GHz

1.6GHz 1.7GHz
VSWR 1.05
 以下
1.1 1.15 1.25
製 作 例
製 作 例 2
1.6mm厚の両面ガラエポ基板 約40mm×40mm をカッターなどで銅箔をはがした製作例
貫通穴は銅線などで両面はんだ付けします
   
DL6W  部     品    表
   角型チップ抵抗 RK73B3ATTE J 100Ω 1W × 13個
   1.6mm厚の両面ガラエポ基板 約40mm×40mm ×1
   3mm×25mmの小間ランド基板 ×1
   積層セラミックコンデンサー50V CH 1.5pF ×1
   同軸コネクタ N-R × 1
(注意)半田付けは、かなりな高温になります、ぬれ雑巾などを用意して、冷ましながら作業してください、やけどなどしないよう十分注意して下さい
50Ωダミーロード DL6Wの作り方①1.6mm厚の両面ガラエポ基板 約40mm×40mm に

②1.6mm厚片面ガラエポ基板3mm×25mmの小間ランド基板を両面テープや瞬間接着剤などで貼り付けます



③100Ω1Wチップ抵抗4個を並列接続仮はんだ付け、2組作ります


100Ω1Wチップ抵抗2個を並列接続仮はんだ付け、2組作ります

④ ③で作った合成抵抗を下図のように基板に、はんだ付けします
広域周波数補正用コンデンサー1.5pFも、はんだ付けします



⑤N-Rコネクタの端子を3mmほどにカット処理します


⑥N-RコネクタをDL6W構成図のように基板にはんだ付けして完成です

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